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独自ドメインをRoute 53経由でAWS Lightsailに紐付ける

独自ドメインをLightsailのインスタンスに紐付ける方法は複数あります。金額を抑える方法はいくつかありますが、将来的にサイトが成長したときのことを考えると、安価な中でも安心なのがAmazonのドメインサービス「Route 53」を使う方法です。

独自ドメインをLightsailのインスタンスに紐付ける方法は複数あります。最終的に常時SSL化させるために、一番多くの解説にあるのがLightsail内にある「ロードバランサー」を使う方法ですが、月18ドルもかかります。

金額を抑える方法はいくつかありますが、将来的にサイトが成長したときのことを考えると、安価でかつ安心な方法がAWSのドメインサービス「Route 53」を使う方法です。

Route 53でかかる費用

利用しているドメインレジストラのDNSサービスを使えば無料であるケースも少なくありません。「Route 53」を介するメリットは、AWSサービス内であることの安心感です。

Amazon Route 53(スケーラブルなドメインネームシステム)

実際にやってみると簡単でかつスムーズでした。ただし完全無料ではなく、ほんのわずかですがお金がかかります。

金額に関しては以下の通りです。

  • 0.50USD ホストゾーンごと / 月、最初の 25 ホストゾーン
  • 0.10USD ホストゾーンごと / 月、追加ホストゾーン

(2020年6月18日現在)via Amazon Route 53

ホストゾーン=ドメインと思って大丈夫です。つまり25ドメインを設定するまでは1ドメインごとに0.5ドルがかかります。現在の為替で考えて、1ドメイン数十円。ちなみにexample.com、hoge.example.comのようにサブドメは1つのホストゾーンで管理できますので、安心してください。

ネームサーバーの設定変更

AWS Route53設定方法

まずはRoute 53の利用を開始して、ダッシュボードの「ホストゾーン」→「ホストゾーンの作成」をクリック。

Route53 Lightsail 設定 ホストゾーン

ドメイン名のところには「○○○.com」のようにドメインを入力。タイプは「パブリックホストゾーン」のまま。タグは必要に応じていれて(いれなくても大丈夫です)「ホストゾーンを作成」をクリック。

作成が完了すると、「NS」が4つと「SOA」が1つ設定された状態になります。このあと必要になるのは「NS」つまり「ネームサーバー」です。ここで表示された4つのネームサーバーをメモしておいてください。

ドメインのネームサーバーを変更する

今回は「お名前.com」で取得・管理しているドメインを、Route53を介してLightsailに設定するパターンで説明しています。基本的にはどのドメイン会社でも応用が効きます。ちなみに、Route 53でドメインを取得すれば、この作業は不要です。

お名前.com Naviにログインして「ドメイン」タブをクリック。

ドメイン一覧の中にある設定したいドメインの「ネームサーバー」の項目(「その他」など)をクリックして、ネームサーバーの設定画面に移動。

「ネームサーバーの選択」で「その他」を選び、3つ目の右下にあるプラスボタンをおして全部で4行表示させる。

Route53 ネームサーバー 設定 lightsail お名前.com設定

先ほどRoute 53で取得したネームサーバーを4つとも入力します。入力時は最後の「.」は不要です。(例:ns-aaaa.awsdns-00.co.uk.ならukのあとの「.」は不要)

「確認」→「OK」で設定を完了してください。

AレコードにパブリックIPを設定

ネームサーバーの書き換えが反映される間に、Route 53に設定したドメインをLightsailのインスタンスへと向けるため、Aレコードを設定します。

「ホストゾーン」に移動して、一覧の中から設定したいドメイン名をクリック。

Route53 独自ドメイン 設定 Lightsail ルーティングポリシー

「レコードを作成」を押しルーティングポリシーでは「シンプルルーティング」を選んで次へ。

ちなみに、Route 53は2020年8月頃に設定画面が新しくなったので、以前の画面に慣れている人だと少し難しく感じるかもしれません。しかし、実際に操作してみると、とてもわかりやすくなっています。

Lightsail 独自ドメイン 設定 route53

上記画面で「シンプルなレコードを定義」をクリックして、Aレコードを設定していきます。Aレコードには、Lightsailのインスタンスの静的パブリックIPを設定します。

Route53 2020年新しいUI 設定画面 シンプルなレコードを定義
  • レコード名:空欄(もしくは@)
  • 値:レコードタイプに応じた〜〜を選択
    入力欄にLightsailの静的パブリックIP
  • レコードタイプ:A-IPv4 アドレスと〜を選択
  • TTL:300

上記内容に設定して「シンプルなレコードを定義」をクリック。後々のことも考えて、名前のところに「*」と「www」をいれたAレコード計2つもセットしておくとよいです。

レコードの入力が終わったら「レコードを作成」をクリックで完了です。

ネームサーバーの反映を確認

ネームサーバーの書き換えは通常ならものの数分程度で変更から反映まで完了になりますが、24〜72時間ほどかかることもあるとなっています。ネームサーバーの仕様上の問題のため、そこは気長に待つしかないのですが、とはいえ半日ほど経っても変わってなかったら、設定ミスの可能性が考えられます。

お名前.com上では設定完了になっていても、正しく反映されているわけではありません。確認するにはWindowsコマンド・プロンプト、シェルやMacのターミナルなどで確認しましょう。

「dig ○○○.com」と入れると、ドメイン情報を確認できます。ネームサーバーが設定したものに変更になっていれば反映済みです。

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